何を基準に犬種を決めていますか?
それは初めて犬を飼おうと思った時ですか?それとも、新しい犬を飼おうと思った時でしょうか?
世の中には衝動買いで犬を飼う人や、よく犬を知りもしないで飼ってしまう人がいます。そして、人間の無知で犬に悲しい思いをさせてしまったり、捨ててしまったりする人もいます。
犬は命ある生き物です。
動物愛護法が改正され生涯飼養も明記されるようになりましたが、まだまだ私たち人間は犬について無知すぎると思いませんか?
①自分の家に合わせて選ぶ
今住んでいる家の大きさに合わせて犬を選ぶ事は大事です。一軒家や大きい家なら運動量が多いゴールデンレトリバーやシェパード、コリーなどの大型犬、マンションやアパートなどであれば運動量が少ないチワワやポメラニアン、ペキニーズなどの小型犬を選ぶようにしましょう。
②周囲の環境を考えて選ぶ
住宅密集地であれば犬の鳴き声によるご近所迷惑を考える必要があります。犬を飼っている自分は気にならなくても犬を飼っていない人は意外と気にするものです。無駄吠えの少ないイタリアングレーハウンド、パグ、フレンチブルドッグ、大型犬であればゴールデンレトリバー、ラブラドールレトリバー、秋田犬などが比較的吠えにくい犬種です。吠えにくいというだけなのでもちろんしつけを行う必要があります。
③抜け毛の量で選ぶ
掃除が得意じゃないと言う人や神経質な人は抜け毛の少ないトイプードル、マルチーズ、イタリアングレーハウンド、ミニチュアピンシャー、ウエストハイランドホワイトテリアなどの犬種を選ぶのがおすすめです。
④臭いのしにくい犬を選ぶ
犬も人間同様、汗をかくのでお風呂にずっと入れないでおくと臭いがするようになります。なかなかトリミングやシャンプーが難しいという人は、トイプードルやフレンチブルドッグ、ボーダーコリー、ミニチュアシュナウザー、シベリアンハスキー、チワワ、スピッツなどの犬種を選ぶようにしましょう。
⑤しつけの行いやすさで選ぶ
初めて犬を飼う人はしつけの行いやすさで犬を選ぶのがおすすめです。初めて飼う犬は特に今後の自分と犬の関係に影響をすごく与えるものになるので慎重に選ぶ必要があります。トイプードル、ゴールデンレトリバー、ラブラドールレトリバー、アメリカンコッカースパニエル、シェパード、シーズー、狆などがしつけの行いやすい犬種です。しつけ方法が分からない時はしつけ教室などを利用すると便利です。
⑥経済的な飼いやすさで選ぶ
犬は10年以上生きる生き物なので、継続して飼養して行く必要があり、経済的な飼いやすさはずっと飼い続けて行く上で大事なポイントとなります。柴犬、ジャックラッセルテリア、ボストンテリア、フレンチブルドッグ、ミニチュアピンシャー、チワワなどは食事の量も少なく他の備品にもあまりお金をかける事がないので経済的です。
まとめ
犬を選ぶ時の様々な基準をご紹介しましたが、後は犬との相性、犬それぞれの個性も加味する必要があります。
上記を参考にしながら、自分と相性のいい犬をじっくり時間をかけて探すようにしましょう。また、しつけを行う上で困った時は積極的にしつけ教室などに参加して問題を解消して行きましょう。