覚えておきたい!犬の気管虚脱(きかんきょだつ)

愛犬の寿命を縮めてしまう非常に危険な病気です。

小型犬がかかりやすい病気の中に気管虚脱という病気があります。

これは犬特有の病気で、始めは咳や声枯れなどの風邪に似たような症状を発します。

勘違いしてしまう人も多いですが、とても危険で命を縮めてしまう病気です。


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気管虚脱

気管は全ての脊椎動物にある空気呼吸器官で肺と咽頭を結ぶ一本の管です。この気管が何らかの要因で押し潰されたり、正常な固さや弾力がなくなったりすることで、気管が変形し呼吸障害を引き起こしてしまう病気です。

気管虚脱によって一度変形してしまった気管は元に戻らないので、気管虚脱にならないように日頃から注意することと、なってしまったらこれ以上悪化しないようにしていくことが非常に重要です。

症状

症状としては呼吸をするとゼーゼー、ガーガー、などのアヒルやガチョウのような鳴き声のような咳をしたり、呼吸音が聞こえたりします。

息づかいも荒くなり、苦しそうに呼吸をし、吐き気が見られることもあります。

呼吸困難の状態が続くと舌が紫色になり、酸欠状態に陥り、酷い場合だと失神し倒れてしまい、脳や肺に障害を起こすこともあり危険です。

かかりやすい犬種

この病気は中、高齢期の犬や小型犬に多く、特に肥満傾向の犬に多く見られます。

トイプードル、ヨークシャーテリア、ポメラニアン、チワワ、マルチーズなどに多い病気ですが、稀にゴールデンレトリバーやラブラドールレトリバーなどの大型犬種でも発症することがあります。

気管虚脱が起こるはっきりした原因はまだ解明されていませんが、主に5つの要因が関係していると考えられています。

①遺伝的要因

遺伝的に生まれた時から気管の先天性の異常因子を持っている場合。

 

②肥満的要因

肥満になると気管周辺に脂肪が付き、気管を圧迫してしまうため発症率が高い。

 

③栄養的要因

小さいころから肉100%のドッグフードのみを食べている場合、偏食による気管軟骨の発達に異常を来してしまう場合。

 

④犬種的要因

小さい体の小型犬は臓器器官など小さくつまっており、さらに短頭犬種は鼻道や気管が細く、気管虚弱な体質になりやすい。

 

⑤呼吸器・心疾患的要因

過呼吸を引き起こすような疾患がある場合、気管周囲の筋肉や組織などが浸食され、気管虚脱を起こしてしまう可能性がある。

対策

これをすれば絶対に防げる!というものがない以上、対策としては気管虚脱が起こらないようにすること気をつけてあげることしか出来ません。

老齢などで弱ってくる気管に負担をかけないようにダイエットを行い、肥満を防ぐことが大切です。

また偏ったバランスの食事も注意が必要です。

また首輪を使用するより、ハーネスなどを使用することで首への負担を防げ、外的要因による気管虚脱を防げます。

夏場の高温多湿の気候も気管の弱い犬には負担をかけてしまいます。

過度の運動や興奮が起きないようにし、涼しく過ごすことを心がけましょう。

気管虚脱は一度かかってしまうと完治が難しく、症状の状態を悪化させない、症状の状態を緩和しコントロールすることを目的とした鎮咳剤や気管支拡張剤などの投与で治療をしていくようになります。

内科的治療が行えないほど状態が酷い場合にはステントと言われる金属を体内にいれ気管を広げるような外科的手術が行われることもありますが、外科手術の場合体にかかる負担も大きく、どちらの治療の場合も完治は厳しいものです。

ちなみに私は、肥満防止の為に、適度な散歩と『ロイヤルカナン 療法食 消化器サポート低脂肪』を食べさせています。色々なドックフードを検討しましたが、やはりこれに落ち着きました。Amazonでもやはり高評価です。難点は価格でしょうが、愛犬の健康が第一ですよね!

まとめ

様々な要因で起こってしまう気管虚脱ですが、一度なってしまうと非常に危険で、愛犬の寿命を縮めてしまう病気です。

まずは日頃から気をつけられることに注意し、愛犬が過ごしやすい環境を整えてあげることが大切です。

犬特有の病気を理解し、人間のように気管が強くないことも理解した上で日頃から健康管理は充分行うようにしましょう。


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